それでも破れないように縫製に工夫をし、補強して、これで大丈夫かなというところで、モニター販売を行いました。
中には癌や皮膚疾患等のご病気を抱えた方も購入して下さいました。
ところが、着用して数日もたたないうちに次々と縫い目が破れたという報告が…

エアリーガーゼは、空気を含んだ、他に類を見ない軽い着心地が特徴です。
それは織元の職人さんが、布地として成り立つギリギリのところで絶妙に糸を調整しているからなんですね。
だからとってもほつれやすい!
布地を裁断しているだけで、部屋中糸だらけになってしまうほどです。

でも、介護を必要とする方に向けて考えると、どうしてもこのガーゼ以外ない!と思うのです。

現にモニターの方たちの感想は、着心地や肌触りに関しては大好評でした。

でもこんなにほつれたら販売できない。でもこの軽さも譲れない。
どうしよう…

散々迷った挙句、意を決して織元さんに連絡。
ちょうどフロシュカ用の生地を織り始めようとしていたところでギリギリストップをかけたのでした。

「販売前に言ってもらって良かったです。こちらで設計から考え直してみます。」とおっしゃっていただきました。私たちは織元さんの技術を信頼していますので、その生地の微妙な詰め具合なんかはすべてお任せすることにしました。

でもこれから新たにとなると、納期は延びるし価格も上がる…

すでに何か月もオープンが遅れ、なかなか販売に漕ぎつけない私たちは、厳しさを思い知るのでした。